舞台観劇の感想

みなさんは舞台観劇行かれた後、その感想をどう処理してますか?

友人や知人と行かれた方は感想を言い合ったり、帰宅して家族に話したり、SNSをしてる方はそこに感想や報告を載せたり。

たぶん普通はそれぐらいなのかな?と。
舞台に対して想いが強すぎる私は人に話をして尚且つノートに書き連ねてます。

単なる感想だけにとどまらず、脚本や演出、役者、照明や音響、美術まで…感じた事全てを忘れないうちにダ~っと。

Twitterもしてるのでそこにも書くんですが、なんせ他にも同じ舞台観てる方やこれから観る方もいるので配慮が必要になってきて、中途半端にしか言いたい事を吐き出せずモヤモヤしたり。

で、同じ舞台観た方のツイートを見てるとほとんどの方が
「面白かった~~」
「○○さんが良かった~」
「めっちゃ泣いた」
等々、だいたい褒めてるんですよね。

あれは本当なんですかね?(笑)
いや、どう頑張ってもクソつまらんかったけど…って作品にも時々出会いビックリするので。

人間なので好みはあります。
それは大前提としても、も!
どうやって観たら、良かった~!って感想になるかいささか理解不能な事があり、もしかしたら公の場で周りへの配慮からプラスの言葉を並べてるのではないかと勝手に推察してました。
(単なる素直な感想かもですがw)

舞台の感想を大きく、
①楽しかった(良い)
②まぁまぁ(普通)
③つまらん(悪い)
の3つに分けるとすると、③に該当する舞台に出会った時に他の方が楽しかったとしてる場合疑問に感じてしまいます。
(他の方の感想にとやかく言う権利はないですし、自由に楽しめばいいのは分かってるんですけどね(^^;)

私が思うつまらない、とは
脚本・演出・役者
このうち2つ以上の出来が悪いと感じる時です。
何をもって出来が悪いと言うのかはちょっと置いておくとして、もしかしたら私は他の方と観てるポイントが違うのかな?と感じる事もしばしば。

舞台上で起こる全ての事を作品として捉えてるので、場面転換から美術照明音響、役者のステージングや台詞の間や言い回しまで気にしてしまいます(笑)

まぁなんでそこまで気にするのか、実は過去に舞台照明の勉強をするため、ある学校(みたいなとこ)に1年間通った事があるのです。
(その後半年だけですが現場で働きました)

そこで学んだ事がやはりある程度基準になっています。
舞台における「照明」の役割を勉強しつつ、実際に照明機材に触れたり光そのものについて学んだり。
卒業公演では実際に照明プランを考え、同時に役者(と言っても素人ですがw)の稽古や美術音響の役割も見てきました。

舞台を作る楽しさと大変さをそこで知ったからこそ、色々思う事が多いのだと思います。
その事が観劇の際、プラスにもマイナスにも働き色んな気持ちがグワ~と溢れてくるのです。

そんなこんなで、思った事をそのまま書きたい!
他の方の正直な感想が知りたい!
そういう出発点で感想を連ねていきます。